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歯科医が解説!インプラントと入れ歯、どっちを選ぶべき?

歯を失ったとき、多くの人が「入れ歯」と「インプラント」のどちらを選ぶべきか悩むのではないでしょうか。

どちらが合うかは、「歯の状態」や「何を求めるか?」によっても異なります。

本記事では、入れ歯の種類やインプラントとの違い、各治療法のメリット・デメリットについて詳しく解説します。

どの治療にするか迷っている人は、この記事を読めば自分に合う治療法が見つかります。

入れ歯には種類がある

入れ歯というと、「保険で作るもの」と思っている人が多いのではないでしょうか。

確かに保険の入れ歯は費用が安く、作りやすい一方で、見た目が不自然だったり、噛みにくかったりすることも多いです。

しかし、入れ歯には「自費入れ歯」という選択肢もあります。

自費入れ歯は保険入れ歯と比べて見た目が自然で噛み心地も良く、自分に合ったものを作ることができます。

入れ歯の見た目が気になる人や、より噛みやすい入れ歯を求める人は、自費入れ歯も選択肢に入れる事をお勧めします。

インプラントと入れ歯の違いは?

インプラントと入れ歯は、それぞれ異なる特徴を持っています。

以下の表で主な違いを比較してみましょう。

インプラント保険入れ歯自費入れ歯
イメージ
治療法の比較顎の骨に人工歯根を埋め込む取り外し式の義歯素材やデザインを自由に選べる義歯
見た目の美しさ自然で違和感がないやや人工的自然で違和感がない
噛み心地本物の歯に近い固い物が噛みにくい快適でしっかり噛める
費用高額
(30万〜50万円)
安価
(数千円〜1万円)
中〜高額
(10万円〜20万円)
治療期間6ヶ月〜1年~数週間約1ヶ月
適応年齢20歳以上幅広い年齢層に対応可能幅広い年齢層に対応可能

インプラントは手術が必要になるのがデメリットですが、自然な歯を求めている方が選ぶ治療法です。

一方で、保険入れ歯は人工的な見た目で装着時に違和感が出やすいですが、安く治療できるのがメリットと言えます。

インプラント・保険入れ歯の良いとこ取りできるのが自費入れ歯で、費用もそこまで高くなく自然な見た目で人気が高まっている治療法です。

ただし、自費入れ歯はより専門性が高く、歯科医院を選ぶことが良い治療ができるポイントになります。

それでは、具体的にインプラント・保険入れ歯・自費入れ歯の特徴を解説していきます。

①治療法の比較

  • インプラント:あごの骨を削って歯を埋め込む手術が必要
  • 保険入れ歯:取り外し式の義歯をはめる
  • 自費入れ歯:素材やデザインを自由に選べる義歯をはめる

治療法で比較すると、保険入れ歯・自費入れ歯は手術が必要ないのに対し、インプラントは手術が必要になります。

インプラントの手術はあごの骨に歯を埋め込むために手術が必要で、痛みは麻酔で緩和されますが身体には負担がかかるので、体調や歯の状態によっては難しいケースもあり必ずできる治療法とは言い切れません。

虫歯や糖尿病、喫煙者などは受けられないこともあるので、不安な場合は歯科クリニックに相談することをおすすめします。

② 見た目の美しさ

  • インプラント:本物の歯と見比べても違いがほとんどない
  • 保険入れ歯:金属のバネがついているので入れ歯とわかりやすい
  • 自費入れ歯:本物の歯とほとんど遜色がない

見た目の美しさにこだわりたい人は、インプラントもしくは自費入れ歯が適しています。

インプラントは本物の歯に近く、自然な見た目の歯にしたい人が選ぶ治療法です。

保険の入れ歯はプラスチック製で、やや人工的な印象を与えますが、自費入れ歯ならより自然な仕上がりになります。

また、自費入れ歯では素材や形状を調整できるため、より口元に馴染むデザインが可能です。

③噛み心地

  • インプラント:本物の歯に近く、違和感が少ない
  • 保険入れ歯:違和感が生じやすい
  • 自費入れ歯:快適でしっかりした噛み心地

噛み心地の面では、インプラントと自費入れ歯が本物の歯に近い噛み心地を再現できます。

一方で、保険入れ歯はフィット感が悪く食べ物がはさまりやすいことや、噛む力が弱くなりがちです。

そのため、かたい食べ物や噛む力を重要視したい人には保険入れ歯は不向きと言えます。

④費用

  • インプラント:最も高額で1本30万円以上かかる
  • 保険入れ歯:保険適用で1本数千円と安い
  • 自費入れ歯:10万円~20万円程度

インプラントは1本30万円以上かかるため、何本も治療する場合は費用がかなり高くなります。

一方、保険の入れ歯は安価に作れますが、見た目やフィット感に不満を感じる人もいます。

自費入れ歯は、インプラントより安く、見た目や噛み心地を良くできるのがメリットです。

⑤治療期間

  • インプラント:6か月~1年
  • 保険入れ歯:数週間
  • 自費入れ歯:数週間~1ヶ月

治療期間では保険入れ歯が最も短く、手術が必要なインプラントは長い治療期間がかかります。

インプラントは手術になるため、より詳細なカウンセリングや、あごの骨が少ない人は先にあごの骨の再生治療をすることもあり、治療が長くなりがちです。

そのため、すぐに治療を終えたい人には不向きな治療と言えます。

⑥適応年齢

  • インプラント:20歳以上(年齢を満たしていても、お身体・お口の状態により適応不可となる場合も)
  • 保険入れ歯:幅広い年齢層に対応可能
  • 自費入れ歯:幅広い年齢層に対応可能

インプラントの場合は、あごの骨の成長の面から20歳以上でないと治療ができません。

若い人でも虫歯や歯周病といった理由から、歯が無くなり人工歯が必要になる人も多いです。

保険入れ歯・自費入れ歯は年齢制限がないので、若い人から高齢の方まで、幅広い人の治療として選択されています。

インプラントのメリット・デメリット

メリットデメリット
・自然な見た目で違和感がない
・噛む力が強く、硬いものも食べられる
・周囲の歯に負担をかけない
・費用が高額
・手術が必要で、リスクや痛みが伴う
・治療期間が長い

インプラントは顎の骨に人工の歯を埋め込むため、本物の歯に近い噛み心地を実現できます。

食べ物をしっかり噛むことができ、硬いものでも問題なく食べられるのが人気の理由の一つです。

また、自然な見た目なので、周囲の人に人工歯と気づかれない人からも選択される治療法です。

ただし、インプラントはあごの骨にドリルで穴を開ける際、誤って神経を傷つけてしまうリスクがゼロではない点に注意が必要です。

「インプラント手術関連の重篤な医療トラブルについて」では、2年間の間に107件(※下歯槽神経損傷、オトガイ神経損傷、下神経損傷)もあったことがわかります。

引用:「インプラント手術関連の重篤な医療トラブルについて

神経を傷つけてしまうと神経麻痺といった重度な症状が残ってしまい、回復治療を行っても症状が完治せずに後遺症となってしまうこともあります。

このようなデータからもわかる通り、インプラント手術は後遺症のリスクが高く、治療を受ける場合は慎重に検討する必要があると言えます。

また、インプラントは、顎の骨にネジを打ち込むオペ治療になります為、健康な方の治療法となります。健康や、痛みに自信の無い方は、自費入れ歯相談をおすすめ致します。当院では、各種自費入れ歯を取り揃えておりますので、お気軽にご相談ください。

保険入れ歯のメリット・デメリット

メリットデメリット
・費用が安く、手軽に作れる ・治療期間が短い ・手術が不要・見た目が人工的で違和感がある
・噛み心地が悪く、食べ物が詰まりやすい
・定期的な調整が必要

保険入れ歯は治療期間が短く、数週間程度で作ることができる一方、フィット感が悪く、食べ物が挟まりやすいことがあります。

そのため、「とりあえず安く治療したい」「手術をしたくない」という人には向いていますが、噛み心地や見た目を重視する人には不向きです。

自費入れ歯のメリット・デメリット

メリットデメリット
・見た目が自然で美しい
・噛み心地がよく、快適
・自分に合ったデザインが可能
・保険適用外のため費用が高め
・お口に合わせてオーダーメイドで作るので、製作期間が長くなることも(その分、快適な仕上がりになる)

自費入れ歯は素材や作り方を自由に選べるため、保険の入れ歯よりフィット感が良く噛みやすいのが特徴です。

 噛み心地はインプラントほどではありませんが、保険入れ歯よりもしっかり噛めるようになります。

治療期間は数週間から数ヶ月程度で、比較的短期間で仕上がります。

そのため、手術をしたくないけれど噛み心地を重視したい人には、自費入れ歯が適しています。

インプラントは手術によるデメリットが大きいので入れ歯のほうがおすすめ

インプラントは見た目や噛み心地が優れていますが、手術が必要で費用も高額です。

特に、高齢の方や持病がある方は、手術のリスクを考える必要があります。

 また、インプラントは骨の状態が悪いと適用できないこともあります。

その点、入れ歯は手術が不要で、比較的短期間で治療できますが、見た目が気になる人も多いでしょう。

そこでおすすめなのが自費入れ歯です。

自費入れ歯は見た目も美しく噛み心地も自然なので、インプラント・保険入れ歯のいいとこ取りできるのが特徴です。

「費用を抑えたい」「手術をしたくない」「早く治療を終えたい」と考えている方には、入れ歯がより良い選択肢になるでしょう。

ただし、自費入れ歯は取り扱いが少なく専門的な技術が必要なので「どの歯科医院に選ぶべきか」慎重に選ぶことをおすすめします。

まとめ

インプラントと入れ歯には、それぞれメリット・デメリットがあります。

  • インプラント:見た目が自然で噛み心地がよいが、費用が高く手術が必要。
  • 保険入れ歯:費用が安いが、見た目や噛み心地に課題がある。
  • 自費入れ歯:インプラントより安価で、見た目や機能性が向上。

インプラントは魅力的ですが、手術のリスクや高額な費用を考えると、自費入れ歯のほうが現実的な選択肢になることも多いです。

特に、自費入れ歯なら、見た目が自然で快適に使えるため、インプラントの代わりとしても検討できます。

自費入れ歯で治療をしたいと考えている人は「しろくま歯科医院」にご相談ください。

当院では自費入れ歯「自費ノンクラスプ義歯」の正規取扱い医院として、専門技工所と連携して提供しています。

自費ノンクラスプ義歯はほぼ自然歯なので義歯と気づかれづらく、そしゃくや発音も自然にできるのが特徴です。

関連記事:自費ノンクラスプ義歯とは?メリット・デメリットを解説!

自分で簡単な手入れは必要ですが、洗浄剤にひと晩つけるだけで外科手術もいらないので、若い人からご高齢の方まで幅広く選ばれています。

患者さんの状態に合わせて義歯を揃えているので、自分に合う人工歯を探している人はお気軽にご相談ください。

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