最優先WEB予約
04-2901-4666
西武池袋線 入間市駅 南口徒歩2分
埼玉県入間市豊岡1-3-18
入間市駅前リアライズB棟・1階
symbol

セラミック矯正とは?メリット・デメリットを解説

2024年08月28日

短期間で歯並びや歯の色を整えられると、セラミック矯正が注目を集めています。すぐに歯並びをきれいにしたい方や、人前に出ることが多い芸能人がセラミック矯正をしていて、気になっている方も多いと思います。

そこで、この記事ではセラミック矯正の方法やメリット・デメリットについて解説します。一般的な矯正方法であるワイヤー矯正との違いも紹介しているので、歯並びを整えたい方はぜひ参考にしてください。

セラミック矯正とは

セラミック矯正とは、セラミックの被せ物(セラミッククラウン)を使って歯並びが良く見えるようにする治療方法です。一般的に歯並びを治す方法である一般矯正とどのような違いがあるのかも解説します。

セラミック矯正の方法

セラミック矯正は、虫歯などで歯を削った部分や歯並びが気になる部分の上にセラミックの被せ物をして、見た目の歯並びを良くします。セラミックは歯の色に近く、着色しにくいので、きれいな見た目を維持しやすいと人気です。

セラミック矯正と一般矯正の違い

一般的な矯正では、歯にマルチブラケットという部品を装着し、ワイヤーで歯列を動かして歯並びを整える治療方法です。歯並びを根本から治療することができますが、治療期間が長く、何度も歯医者に通って治療を行う必要があります。セラミック矯正と一般矯正はどちらも保険対象外ですが、セラミック矯正は数回で治療が完了するため、治療期間が短く治療費も安く済みます。

なお、当院(しろくま歯科医院)は、「一般的な矯正治療」「セラミック矯正」の両方に対応しています。「一般的な矯正にすべきか、セラミック矯正にすべきか悩んでいる」という方は、お気軽にご相談ください。

→当院の症例一覧を見る
→当院の矯正治療を見る
→当院の審美セラミック治療を見る

セラミック矯正のメリット

セラミック矯正をするメリットを5つ紹介します。

①短期間で歯並びを整えることができる

1つ目は、短期間で歯並びを整えられることです。セラミック矯正は歯を1mmほど削って、その上からセラミックの被せ物を装着するだけで完了します。結婚式や人前に出る仕事に就くなど、すぐに歯の見た目を整えたいという方に選ばれています。

②矯正装置を設置する必要がない

2つ目は、矯正装置を設置する必要がないことです。一般矯正では歯を動かすための矯正装置を付けることが必要となり、

  • 矯正装置を付けた状態での歯のお手入れが大変
  • 矯正装置を付けているのがバレるのが恥ずかしい
  • 矯正装置で歯が磨きにくくなり虫歯や歯周病になりやすい
  • 矯正装置を付けた後に痛みや違和感がある

などの悩みが多く聞かれます。セラミック矯正では矯正装置による悩みがなく、歯並びを整えることができます。

③治療終了後の後戻りの心配がない

3つ目は、治療終了後の後戻りの心配がないことです。一般矯正で歯並びを整えても、歯は元の場所へと戻ろうとするため、治療後も2~3年保定する必要があります。一方、セラミック矯正ではそもそも歯を動かしていないので、歯並びが元に戻る心配はありません。

④歯の色も改善できる

4つ目は、歯の色も改善できることです。セラミックは自分の歯の色と揃えたり、より白い色を選んだりと、色を調整することができます。さらに形や大きさも選べるので、歯の見た目を整えたい方にセラミック矯正がおすすめです。

⑤費用を抑えられる

5つ目は、費用を抑えられることです。一般矯正は数十万円~100万円以上、セラミック矯正では1本10万~15万円程度です。どちらも審美治療なので保険適用外ですが、セラミック矯正だと短い期間で少ない通院回数で治療を終えることができます。

セラミック矯正のデメリット

一方、セラミック矯正のデメリットも3つ紹介します。

①歯を削る必要がある

1つ目は、歯を削る必要があることです。セラミック矯正では、虫歯でセラミックの被せ物をする治療とほぼ同じ方法なので、元の歯を削ります。しかし、被せる為の0.5-1ミリ削る程度では、歯の寿命が短くなる事はありません。自費セラミック歯は保険のプラスチックと違い、虫歯リスクが低い為、審美性と歯の保存に向いています。

②歯並びを根本的に治療するわけではない

2つ目は、歯並びを根本的に治療するわけではないことです。セラミックの被せ物をして歯の見た目を整える方法なので、元の歯並びは変わりません。また、あまりにも歯の並びがずれている場合は、セラミック矯正では対応できないケースもあります。ご自身の歯をセラミック矯正できるのかは歯医者で相談してみてください。

③虫歯や歯周病のリスクが上がる

3つ目は、虫歯や歯周病のリスクが上がることです。セラミック矯正は元の歯にセラミックの被せ物をするので、時間と共に歯と被せ物の間に隙間が生じる場合があります。これにより、適切なケアを怠ると虫歯や歯周病のリスクが上がってしまうことも考えられます。

とはいえ、これは一般的な矯正治療についても同じことが言えます。なぜなら、矯正装置により清掃性が悪くなり、磨き残しが虫歯や歯周病の引き金となるからです。一般的な矯正もセラミック矯正も、虫歯や歯周病にならないよう日ごろのケアや定期健診を欠かさないように気を付けてください。

セラミック矯正の人気が高まっている理由

今までは矯正=ワイヤー矯正のイメージでしたが、最近ではセラミック矯正の人気が高まってきています。なぜセラミック矯正を選ぶ人が増えているのでしょうか。

大きな理由の1つとして、一般矯正のデメリットを受けずに歯並びの見た目を良くできる点が考えられます。一般矯正だと2~3年間治療にかかり、その間は矯正器具を付けなければなりません。目立たない矯正器具も増えていますが、器具を装着することによる不快感や歯が動くときの痛みが嫌だという方も多いです。

また、2~3年かけて歯並びを整えたとしても、さらに2~3年間をかけて保定をしないと、元の歯並びに戻ってしまうのが一般矯正のデメリットです。このようなデメリットがある中で、100万円近い治療費をかけて矯正を行うことはハードルが高いと感じる方も多かったでしょう。

次に、「一般矯正をするほど歯並びが悪いわけではないけれど、歯の間の隙間や色の違いが気になる」という方にセラミック矯正が選ばれています。歯全体ではなく気になる部分だけを治療することができ、気軽に歯の見た目を整えることができる点が人気の理由でしょう。

また、虫歯や歯周病の危険性について比較すると、一般矯正は矯正器具を装着中は歯磨きがしにくいので、虫歯や歯周病の危険性が高まります。

どちらの矯正方法を選んだとしても、日ごろのケアと歯医者での定期健診をして、口の中を清潔に保てるように注意しましょう。

セラミック矯正の治療の流れ

セラミック矯正を実際にする時の治療の流れを紹介します。

①カウンセリング

まず、矯正によってどのような見た目にしたいのか、現在歯並びで困っていることを相談してください。現在の歯の状態を確認し、希望を叶えるための治療方法を医師から提案します。予算や期間などもこの時に相談しておくと安心です。

②検査

次に、現在の歯の状態を確認し、歯型を取ったりレントゲンを撮ったりする検査を行います。虫歯がある場合は、セラミック矯正を始める前に治療をしたり神経の処置を行います。セラミック矯正をする歯と周りの歯の色の差を小さくするために、ホワイトニングをしたほうがいい場合もあります。

③歯の土台を調整

歯の状態が整ったら、セラミック矯正を被せるために歯を削ります。削る大きさは歯の大きさや生え方の角度などによって異なります。

④仮歯の装着

歯の土台を調整した後すぐにセラミックは装着せず、仮歯を装着します。数日間仮歯を装着した状態で生活をしていただき、問題がないかどうかを確認します。少しでも違和感があるのであれば、修正してもらえるように申し出ましょう。

⑤セラミックの装着

仮歯で問題がなかったり、修正をして解決したりしたら、実際に装着するセラミックを作成します。セラミックが完成したら、いよいよセラミックを装着し完了です。

⑥定期的な検診

セラミック矯正の状態が問題ないか、虫歯や歯周病が起きていないかを確認するために、定期的に歯医者で検診を受けましょう。

セラミック矯正がおすすめな人の特徴

セラミック矯正がおすすめの人の特徴は次のとおりです。

  • すぐに歯の見た目を整えたい
  • 歯並びだけではなく、色や形も整えたい
  • ちょっとした出っ歯やすきっ歯を治したい

一般的な矯正治療とセラミック矯正で迷っている方へ

セラミック矯正は短期間で歯の見た目を整えられるということで、人気が高まっています。一般矯正のように矯正器具を取り付ける必要がなく、歯の色や形も整えられることがメリットです。一方、歯を削る必要があり、根本的な歯並びの治療にはならないというデメリットもあります。メリットとデメリットを理解したうえで、セラミック矯正を検討してみてください。

なお、埼玉県入間市の「しろくま歯科医院」では、「一般的な矯正治療」「セラミック矯正」の両分野において症例実績がございます。そのため、「一般的な矯正にすべきか、セラミック矯正にすべきか?」をより公平的な観点から診断し、適切な治療方法をご提案することができます。

セラミック矯正をするか迷っている方はお気軽にご相談ください。

→ご予約はこちら