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インプラントは絶対ダメ?やめた方がいいと言われる理由

2024年10月25日

歯を失ってしまった時の治療方法には、インプラント・ブリッジ・入れ歯などがあります。インプラントは見た目もきれいで、長期的に使用できることから、人気が高まっています。一方で、「インプラントはやめた方がいい」という意見も多く聞かれます。そこで、この記事ではなぜインプラントはやめた方がいいといわれるのか、その理由を解説します。また、インプラントと比較される治療方法であるノンクラスプデンチャーのメリット・デメリットも紹介しているので、治療方法で悩んでいる方はぜひ参考にしてください。

インプラントはやめた方がいいといわれる理由

「インプラントはやめた方がいい」といわれる理由について、7つのポイントを解説します。

①外科手術が必要

インプラントで行う手術は 麻酔を含めて1時間から2時間の手術となりますが、骨が定着するのに一般的なインプラント治療は上顎では12ヶ月、下顎では6ヶ月の治療期間が必要と言われています。自費セラミックブリッジや自費入れ歯では2-4週間で噛むことが可能です。治療期間も費用もインプラント治療が1番かかります。また、有病の方や、痛みに弱いなどの方はインプラント以外を選択した方が良いでしょう。

②あごの骨が足りない場合は治療不可の可能性がある

2つ目は、あごの骨が足りない場合は治療ができない可能性があるからです。インプラントを埋め込むあごの骨が足りないと、治療ができなかったり、できたとしても長持ちしなかったりしてしまいます。骨造成手術という骨を補う手術を追加ですれば、インプラントが可能になる場合もありますが、治療費がさらに追加で高額になり、治療期間も数ヶ月追加になってしまいます。

③全身疾患がある場合は治療不可の可能性がある

3つ目は、全身疾患がある場合は治療ができない可能性があるからです。全身疾患があったり、持病の薬を飲んだりしている方は、体全体への影響を考慮して治療が受けられないこともあります。具体的には重度の糖尿病や心疾患などです。インプラント治療を受けたい場合は、歯医者とかかりつけ医に相談しましょう。また、将来的に病気も心配な方はオペの無い自費セラミックブリッジや自費入れ歯を選択される方も多いです。

④治療費が高い

4つ目は、治療費が高いからです。インプラント治療は保険適用外で、治療費が1番高い治療法となります。一本あたり30万から50万が相場で、骨が薄い方等は追加でまた更に数十万かかる可能性があります。使っていったインプラントがダメになった場合、セラミックブリッジ、また最終的には自費入れ歯等になっていきます。

⑤治療期間が長い

5つ目は、治療期間が長いからです。インプラントをあごの骨に埋め込んでから定着するまでに下の歯で6カ月、上の歯で12カ月程かかります。その他、必要な検査や部品の製作があるので、早くて治療完了まで12ヶ月程考えておいた方が良いでしょう。短期間で治療を終わらせたい方にはインプラントは向いていないと言えるでしょう。
自費セラミックブリッジや自費入れ歯は2-4週間で噛めるようになります

⑥金属アレルギーのリスクがある

6つ目は、金属アレルギーのリスクがあるからです。あごの骨に埋め込むインプラントの先にはチタンという金属が使われています。チタンはペースメーカーや人工関節にも使われている安全性の高い素材ですが、インプラント体は100%チタン製というわけではありません。すべてチタンで作ると強度が足りず、噛む力に負けて折れる可能性があるためです。アルミニウムなどのほかの金属を数%混ぜて作ることが多いです。数%ほかの金属が入っています。
金属アレルギーの方は自費セラミックブリッジや、入れ歯が選択肢となります。

⑦感染症のリスクがある

7つ目は、感染症のリスクがあるからです。インプラント治療に必要な手術では、感染症対策をおこなっていますが、感染症のリスクはゼロではありません。また、インプラント自体は虫歯になることはありませんが、歯周病菌に感染し「インプラント歯周炎」になる可能性があります。インプラント歯周炎になると、インプラントを埋め込んだあごの骨が溶けて、進行するとインプラントが抜け落ちてしまいます。インプラントも通常の歯と同様に日ごろのケアと定期的な検診が必要です。

インプラントが心配ならノンクラスプデンチャー(金具の無い入れ歯)がおすすめ

「やめた方がいい」という理由を知りインプラントにするのが心配という方には、ノンクラスプデンチャーという治療方法もあります。ノンクラスプデンチャーのメリットとデメリットも紹介します。

ノンクラスプデンチャー(金具の無い入れ歯)とは

ノンクラスプデンチャーとは、入れ歯を固定するために使われる金属の留め具(クラスプ)がないタイプの入れ歯です。口を開けた時に金属の留め具が見えることで、入れ歯であることがばれてしまうのが恥ずかしいという方に人気のあるタイプです。
ノンクラスプデンチャーのメリットとデメリットを解説します。

ノンクラスプデンチャーのメリット

ノンクラスプデンチャーのメリットは、5つです。

  • 1つ目は、見た目が良いことです。金属のクラスプを使わずに本物の歯茎と同じ色の特殊な樹脂を使っているので、見た目で入れ歯だとわかりにくくなります。
  • 2つ目は、金属アレルギーのリスクがないことです。金属のクラスプを使っていないので、金属アレルギーの方でも使用できます。ただし、種類によっては入れ歯の沈み込みを防ぐためのレストというストッパー部分が金属となっています。金属アレルギーの場合は他の素材に変えることもできるので、歯医者で相談してみてください。
  • 3つ目は、装着感が良いことです。ノンクラスプデンチャーは特殊な樹脂で薄く作成できるので、違和感が少ないと評判です。また、クラスプがないので、歯を締め付けずに入れ歯の周りの部分への負担も少なくできます。
  • 4つ目は、手術が不要という点です。「痛みを伴う治療が苦手な方」「インプラント治療は手術を伴うので怖い」という方にもオススメです。
  • 5つ目は、発音しやすく話しやすいという点です。ノンクラスプデンチャーは薄い素材でできており、お口にしっかりフィットするので、自然な発音でストレスなく会話できます。

ノンクラスプデンチャーのデメリット

一方、ノンクラスプデンチャー(金具の無い入れ歯)のデメリットを3つ紹介します。

  • 1つ目は、ノンクラスプデンチャー(金具の無い入れ歯)は保険適用外(自由診療)のため、費用が高くなることです。一般的な相場は15万~50万の間であり、保険適用の入れ歯と比較すると費用が高くなります。ただし、インプラント治療と比較するとノンクラスプデンチャー(金具の無い入れ歯)の方が費用を抑えることができます。
    • 2つ目は、歯茎の色に合わせた土台部分の素材が劣化しやすいことです。一般的には、使い始めてから3~5年で寿命が来ると言われております。しかし、当院は「バルプラスト入れ歯」という見た目と耐久性の高い種類を使用しています。当院のバルプラスト入れ歯を10年以上お使いいただいている方が多くいらっしゃいます。長く耐久性のある入れ歯を作りたい、という方は一度ご相談いただければ幸いです。


      関連記事:しろくま歯科医院のノンクラスプデンチャー
  • 3つ目は、ノンクラスプデンチャーが使用できない場合もあることです。ノンクラスプデンチャーに限らず入れ歯を作る時には、残っている歯の数や状態によってうまく装着できないことがあります。特にノンクラスプデンチャーはクラスプがないので、床部分を歯の出っ張りに引っ掛けることで固定する必要があり、出っ張りが少ない場合は装着ができない可能性があります。

インプラントとノンクラスプデンチャーを比較すると

インプラントとノンクラスプデンチャーを5つのポイントから比較してみました。

費用

費用面で比較すると、どちらも保険外診療となります。インプラント治療は1本あたり30万~50万円と高額なため、トータルの費用はノンクラスプデンチャーのほうが安いです。

治療期間

治療期間を比較すると、インプラントのほうが長いです。インプラントは外科手術をおこない、あごの骨に定着するまでに時間がかかり、平均して6カ月かかります。一方、ノンクラスプデンチャーは歯型を取って作成し、かみ合わせの確認をすれば完成です。大きさや形状にもよりますが、2週間でできることが多いです。

治療が可能かどうか

治療が可能かどうかで比較すると、インプラントの方が上記で紹介したように適用できない場合が多いです。外科手術が必要になるなど、他の入れ歯とは治療方法が大きく異なるからです。一方、ノンクラスプデンチャーは多くの患者様に適用できます。

見た目の良さ

見た目の良さを比較すると、どちらも金属部分が見えないため本物の歯と遜色ない見た目を再現できます。

機能性

機能性で比較すると、インプラントは自分の歯と同じように使え、外れる心配がありません。一方、ノンクラスプデンチャーは取り外しができるので、日ごろのお手入れが可能です。また、フィット感も大変優れており、会話や食事中にずれが気になることはほとんどありません。

インプラントに悩んでいるなら一度しろくま歯科にご相談ください

インプラントは他の治療方法と比べて、外科手術があったり、体の状態によっては治療ができなかったりします。しかし、一度治療をして定期的にメンテナンスをすれば、長期間快適に使用できます。インプラントが気になっている場合は、一度歯医者で相談してみましょう。また、インプラントのリスクが怖い場合はノンクラスプデンチャーなどの他の選択肢もあります。

しろくま歯科では、インプラントもノンクラスプデンチャーも治療可能です。入れ歯の治療方法に悩んでいる場合は、ぜひ一度お問い合わせください。歯の状態に合わせて適切な治療方法を提案させていただきます。

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