早期発見による初期むし歯の治療が一番の無痛治療です!
痛みがない時からの早期発見による初期むし歯の治療が一番の無痛治療であり、必ず3~4ヶ月ごとの検診を受けましょう。
当院は痛みが極力少ない細い針を使用しております。無痛治療、保存治療の3mix、ベストセメントにて歯の保存に努めます。しかし、痛みが出てからの麻酔、治療は過敏になるため痛みがなかなか引きません。痛みが出る前からの検診をおすすめ致します。
虫歯の原因について
虫歯は口の中の細菌が歯を溶かしてしまう状態を言います。
この細菌(虫歯菌)は砂糖などの糖分を好みます。
虫歯菌は口の中に入った糖分を食べ、代わりに酸を排出します。
この排出された酸によって歯が溶けて虫歯になります。
更に進行が進むと患部に細菌の塊(バイオフィルム)が繁殖し、虫歯が拡大してしまいます。
虫歯の進行
● 健康な歯の状態
虫歯になっていない健康な歯の状態です。
歯みがきの際、目に見えないみがき残しなどが原因で虫歯になる場合があります。
虫歯になる前に予防処置をお勧めいたします。
● 虫歯レベル1(C1)
歯の一番表層にあたるエナメル質に穴が開いた状態です。
この段階では痛みがないので虫歯に気がつかない場合があります。
早めの治療であれば痛みもほとんどありません。
● 虫歯レベル2(C2)
虫歯レベル1の状態でしばらく放置した状態です。
エナメル質の下にある象牙質にまで虫歯が到達してしまいます。
この段階までくると歯がしみるなどの症状が出はじめます。
この段階であれば比較的簡単な治療で終わります。
● 虫歯レベル3(C3)
虫歯が神経にまで達した状態です。
場合によっては激しい痛みが出てきます。
治療せずこのままの状況で放置してしまうと、歯を抜かなくてはいけない状況になってしまいます。
● 虫歯レベル4(C4)
神経が死んでしまった状態です。
神経が死んでしまったので強い痛みはありませんが、噛むと痛みや違和感があったり、膿(うみ)が溜まって顔がはれたり、細菌が血管を通り全身に影響をおよぼす可能性があります。
なるべく抜かない・削らない治療
最近では、ミニマルインターベーション(虫歯の部分だけを少し削って最小限の詰め方で済ませる)治療により、 神経を取る治療が少なくなってきています。 具体的には、お薬などで虫歯の部分を無菌化し、神経を取らずに治療を行います。初期う蝕の早期発見、早期治療が非常に大切です。
虫歯の再発防止のために
歯の治療後、定期的なメンテナンスを行うことで虫歯の再発予防に繋がります。 また、健康な歯をいつまでも保つためにも、当院では定期的な検診をお勧めしております。 ご希望の方には、ハガキで検診のご案内をさせて頂きます。
また、健康な歯をいつまでも保つためにも、当院では定期的な検診をお勧めしております。
歯周病とはこんな病気です
歯周病とは、歯周組織が歯垢(プラーク)に含まれている歯周病菌(細菌)に感染し、歯ぐき(歯肉)が腫れたり、または出血などで疲弊し、最終的には歯が抜けてしまう事になる恐ろしい病気です。
日本人が歯を失う最も大きな原因であり、歯周病の初期では自覚症状がほとんどないので気付いていない方が多いと思われます。
実際には日本人の成人の約80%が歯周病(歯肉炎・歯周炎)に罹患しているという統計もございます。
歯周病の原因と進行について
歯周病の主な原因は、歯磨きが適切に行われなかったことにより、食べかす 等の汚れが歯面に付着し、細菌が繁殖することです。また、この細菌が菌体外多糖という物を作って堆積し、バイオフィルムという細菌の塊を形成します。
バイオフィルムはとても厄介で、通常のブラッシングでは除去し難く、歯周ポケットに入り込んだ場合歯ブラシやフロスだけでの除去はまず不可能です。
このバイオフィルムが歯周組織や歯槽骨、歯根膜をも浸食し溶かしてしまうと最終的には歯が抜け落ちてしまうという結果になります。
● 軽度の歯周病
ポケット(歯と歯肉の境の溝)が3~4mmとなります。
歯と歯肉の溝に細菌が集まり、バイオフィルム が形成されると細菌が放出する酵素により歯肉に炎症が起こり、歯周ポケットができます。
いわゆるこの段階が軽度の歯周病段階です。
この段階であれば、歯科医院での歯石取りやクリーニングで治すことが十分可能です。
● 中程度の歯周病
ポケット(歯と歯肉の境の溝)が7mm以上になった状態です。
免疫細胞や抗体は細菌を攻撃し続けますが、バイオフィルムのバリアー効果により、細菌はダメージを受けません。
それどころか バイオフィルムは どんどんと巨大化して行きます。
その結果、炎症は深部へと進行し、歯周ポケットはさらに深くなり、最終的には骨の吸収(溶ける)が始まります。
こうなると歯を支える骨がなくなってきて、ついに歯がグラグラしてきます。最終的に歯が抜け落ちてしまいます。
● 重度の歯周病
ポケット(歯と歯肉の境の溝)が7mm以上になった状態です。
免疫細胞や抗体は細菌を攻撃し続けますが、バイオフィルムのバリアー効果により、細菌はダメージを受けません。
それどころか バイオフィルムは どんどんと巨大化して行きます。
その結果、炎症は深部へと進行し、歯周ポケットはさらに深くなり、最終的には骨の吸収(溶ける)が始まります。
こうなると歯を支える骨がなくなってきて、ついに歯がグラグラしてきます。
最終的に歯が抜け落ちてしまいます。
健康で美しい歯や歯肉を保つには予防が大切です
虫歯や歯周病は治して終わりではなく、ブラッシングやフロスによる正しいデンタルケアの指導(TBI)に加えて、再度虫歯や歯周病にならないようにメンテナンス(PMTC)をしていくことが歯科医院の本来の仕事であると考えております。
※画像は知覚過敏予防におすすめの歯磨き粉「シュミテクト」
デンタルケアの指導(TBI)
ブラッシングを欠かさずに行っていても、自己流のブラッシングでは、正しく磨けていない場合があり、虫歯や歯周病になってしまうことがあります。
効率よく予防するには、正しいブラッシング法を身に付けてプラークをできるだけ少ない状態を保つことが大切です。
当院では、歯1本1本の生え方や噛み合わせ、年齢などを考慮し、患者様一人ひとりに合った歯ブラシを選査、おすすめしブラッシング指導を行います。
最後に歯周病は治るのでしょうか?
現在、歯周病の患者様にとっては、『歯周病は本当に治るのか?』ということは、最も気になるところだと思います。
まず始めにその答えからお話します。
中度までの歯周病であれば、十分改善します。
治療や状況しだいで、重度の歯周病であっても改善する可能性はございます。
つまり骨再生治療を行えば、骨の回復(再生)もかなり行えるということです。
しかし、あまりにも非常に進行した歯周病の場合には、残念ながら治りません。
やはり歯周病も他の病気と同じく、早期発見・早期治療が重要であるといえます。
料金表
料金 | 治療期間目安 | 治療回数目安 | |
---|---|---|---|
ドッグベストセメント | ¥0~20,000 | 1~4週間 | 1~6回 |